銀色について
銀色って派手ですよね。存在感があるというかなんというか、「色」というカテゴリーに入れてはいけない存在とさえ思います。
そんな銀色による配慮をしてくれるのが薬局という場所です。生理用品やコンドームを買った時に外側から見えなくする「配慮」のために銀色の袋に入れてくれるのですが、あれって逆効果な気がしてならないんですよね。あの袋を持ってる時点でそういう物を買ったことが周囲にバレてしまう訳なので。
周りから見えない配慮をした結果、逆に周りに対して生理用品を買ったことを知らしめることになっているというパラドックス。銀色の袋じゃなくて不透明な白い袋ではダメなんですかね。
閑話休題、高校時代に学校で死ぬほど体調が悪くなってトイレで吐いた時に目に付いたボタンがありまして、なんか体調の悪い人は押してください的なことが書いてあったのですが、これがまさに「銀色の配慮」でした。
押した瞬間鳴り響く緊急地震速報のようなブザー、集まる野次馬たち。「体調が悪いなら人を呼んできますよ」と優しい顔で言ってくれた人が街宣車に乗って「ここに体調不良の者が隠れている!殺せ!」と走り回るかのような裏切り。
人を頼りたいがゆえに弱さを見せたが最後、永遠に弱みを握られて暮らす羽目になるのです。そうならないためにも極力自分の力でなんとかして、なにか頼りたい時は本当に信頼できる人に頼ろうと誓ったのでした。
「新品やから別にええやん」
「新品やから別にええやん」
小学生の頃、作文の一行目をカギカッコの話し言葉にすると玄人感が出ると教わった記憶があります。
僕は玄人感云々よりも
「いかに良いタイミングで改行をして少ない文字数で原稿用紙を消費するか」
ということにこだわっていましたね。その上でカギカッコというのは強制改行することが許されるチートアイテムみたいな存在だったので、一行目から使うのはもったいない感じがしてならないのです。
今回はあえて一行目にカギカッコを持ってきたのですが、今のところ全く関係ない話しかしてませんね。
今出てきた「話」という漢字ってなんか使いどころ難しくないですか?
名詞として使う「話」、動詞として使う「話す」が活用すると「話し」になって、同じ発音なのに「し」があったりなかったりするのが本当にダルい。
「はなししたい」を漢字で書くと「話したい」になって「はなしたい」と読まれる可能性があるので、「話がしたい」と略さずちゃんと書かないといけないのが本当にダルい。神経質な人間にはちまちまダメージ入りますよ。
読み違えのないようにすることも考慮して文章を書くというのは基本なんですが、数字にも同じような感情を抱くことがあります。
職場の点検でメーターの数値を書く欄があり、小数点第1位まで書かないといけない場合僕は「10.0」みたいにちゃんと0まで書いてるのですが、他の人は「10」で終わらせてたりするんですよ。
これは言語道断です。あり得ない。
「10.0」と「10」は全くの別物です。本人はぴったりだから「10」と書いたつもりでも、見る側からすると「10.9」やったのに点検途中で書き忘れた結果「10」になってしまったんじゃないのかという不確定要素が生まれてしまうのです。
別に友達に送るメールとかならいくら省略しようが構わないんですけど、キッチリすべきとこはキッチリして欲しいんですよね。
と、全くタイトルと関係ない話だけで今回のブログは終了となります。
牛(うし)
なんかすごいベタな話で申し訳ないんですけど、ステーキハウスとかハンバーグ屋さんの看板に「牛」を使うのってものすごく残酷じゃないですか?
同族がコンスタントに食物として提供されている施設の広告を笑顔で担うことって、真っ当な生き方をした人間の発想では絶対に出てこないですね。初版のグリム童話を彷彿させます。
あえてこれを風俗に例えるなら、店のホームページの嬢のプロフィール欄の下の方にある「業界経験がなく不慣れですが、献身的で優しい子です」みたいな店長コメントを両親に書かせてるようなもんですよ。
「おとなしくて人見知りしがちなんですが、本当に親思いの優しい子なんです」
「父の日にはマッサージチェアをプレゼントしてくれました」
まぁ僕は風俗には行ったことないんですけどね。歩いてて目に入った風俗店のホームページを検索しては、この店ではこのオプション有料なんやなぁとか感慨深くなって満足しちゃってます。
話を戻すと「ハムソーセージ美味しそう〜ハムソーセージ食べたいな〜」って思うのは豚じゃなくて人間なんです。つまり人間が食べる以上、人間が告知すべきなんです。
ハムの人を見習ってください。
そんなことを考えながら自炊してます。
はじめてのチュウ
ふと、キテレツ大百科のエンディングでも使われていた「はじめてのチュウ」(作詞作曲:実川俊晴)の歌詞がブラックメタルに通ずるものを感じたので検証してみました。
眠れない夜
(永遠の悪夢を見続ける哀れな子羊よ)
君のせいだよ
(貴様の生死は私の手の中にある)
さっき別れたばかりなのに
(今まさにバラバラの肉片と化した犠牲者の魂によって儀式は完成する)
耳たぶがfor you 燃えているfor you
(人肉が燃える際に放つ異臭が瓦礫と化した街を覆い、残り僅かな人民の希望すら搔き消す)
やったやったやったよ
(儀式は完成する)
Wow Woo
(War War)
(悪魔の接吻)
君とチュウ
(バアル・ゼブルと接吻)
I will give you all my love
(I will give you all my hate)
なぜか優しい気持ちがいっぱい
(冥界の門より解き放たれた異形の者たちが街を埋め尽くす)
(悪魔の接吻)
君とチュウ
(バアル・ゼブルと接吻)
I will give you all my love
(I will give you all my hate)
涙が出ちゃう男のくせに
(血も涙も枯れ果てた男の成れの果ては)
Be in love with you
(All hope is gone)
なんということでしょう。ラブソングが血の海と化してしまいましたね。